夜の探検
今日のビーバースカウト活動はナイトハイク、日中行ういつもの活動とは違った雰囲気でした。
日が暮れる前に集合。危険のないように長袖・長ズボンで。緊張感があります。
ホタルの一生について、リーダーの説明を聞きます。
「え~、死ぬことも仕事?」というスカウトの質問に考えさせられました。

夕暮れが近づき、出発です。

だんだん日が暮れてきます。麓から見る筑波山は雄大。
やがて、ところどころで歓声が。たくさんのホタルを見ることが出来ました。
帰ってくると、いつもは家で休んでいる時間です。みんな良く頑張って歩きました。お土産(トマト)もありました。

昔からホタルは身近な存在で、その光の儚さを大事にしてきました。次のような歌からもその気持ちが分かります。
音もせで思ひに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりもあはれなりけれ(後拾遺集)
沢水に蛍の影の数ぞ添ふ 我が魂や行きて具すらむ(西行)
大蛍ゆらりゆらりと通りけり(一茶)
リーダーの説明にありましたが、ホタルは一生のほとんどの時間を幼虫として川の中で過ごします。卵を産む川の中のコケ、餌となるカワニナ、サナギになる川岸の土。ホタルの住める場所はどんどん減ってきています。来年も、スカウト達が大人になった時も、ホタルが住める環境が残っているといいですね。
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